2025年 年末のご挨拶

本年も残すところわずかとなりました。
イラストスタジオ福之画の活動に関わってくださった皆さまに、心より御礼申し上げます。

 

2025年を振り返ると、医療・リハビリテーション・教育の現場に関わる多くの方々と、さまざまな形でご一緒させていただいた一年でした。
制作のご依頼をいただいた皆さま、教材や資料としてイラストを活用してくださった皆さま、そして日頃から活動を見守ってくださっている皆さまに、改めて感謝申し上げます。

今年は、制作を取り巻く環境にも大きな変化を感じた一年でした。
文章作成や事務作業の一部にAIを取り入れることで、作業の効率化が進み、その分、イラスト制作そのものに向き合う時間を確保しやすくなったと感じています。
新しい技術は目的ではなく手段として、必要な場面に応じて慎重に取り入れていくことの大切さを実感しました。

 

一方で、AIによる画像生成・画像編集機能は、使用する人のモラルを強く求められ、イラストレーターは自身の存在意義を問われる状況となりました。
だからこそ、私自身が大切にしてきた姿勢を振り返る機会になりました。

 

理学療法士としての知識と臨床経験を土台に、身体の構造や運動、重心や力の流れを丁寧に整理し、評価や運動療法の理解につながるイラスト、特に局所の解剖図を描くこと。
イラストが臨床や教育の現場で実際に「使える」「生かせる」ことを第一に考え、必要な情報を過不足なく伝える内容になっていること。
この積み重ねが、福之画の制作の軸であり、これからも私の軸であると認識しました。

 

また、医療・介護の現場には、人と人との関係性や、その場ならではの空気感があります。
そうした言葉にしづらい要素も含めて、イラストや漫画を通して伝えられることは、私にとって大切な役割だと感じています。

 

今年も、公的な場で用いられる資料を含め、さまざまな制作に携わる機会をいただきましたことを、ありがたく受け止めています。

 

来年も、時代の変化に目を向けつつ、専門性と誠実さを大切にしながら、一つひとつの制作に向き合っていきたいと考えています。
医療・教育に関わる皆さまにとって、少しでも役立つ表現を届けられるよう、引き続き研鑽を重ねてまいります。

 

本年も誠にありがとうございました。
どうぞ良い年末年始をお迎えください。
来年も、イラストスタジオ福之画をよろしくお願いいたします。

 

イラストスタジオ福之画
福山真樹

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