在宅リハビリに必要な評価~門扉の開閉動作~
家屋によっては公道と敷地を区切る塀があり、出入り口には門扉があります。
敷地外へと移動するには、門扉の開閉ができる必要があるので、開閉動作の評価は重要です。
リハビリテーションの目標が在宅復帰である場合、家屋評価を実施する際には、門扉の開閉動作を評価します。
また、在宅生活におけるリハビリテーションでは、現在の生活が継続できるよう開閉動作を評価します。
門扉には、「前後に動かすタイプ」と「左右に動かすタイプ」があります。
それぞれのタイプで求められる動作は異なり、立位を保持したまま安定して開閉動作を行う必要があります。
前後に動かすタイプは、特に前後の重心移動の安定が必要です。
扉で支持しながら開く動作を行うと、立位姿勢が不安定となりやすく危険なため、特に開く動作初期の立位姿勢・動作に注意します。
左右に動かすタイプは、特に左右の重心移動の安定が必要です。
開閉動作には、左右下肢への円滑な体重移動が求められることを考慮して評価します。

門扉に関連する動作には、門扉土台に段差があれば跨ぎ動作、門扉の鍵の扱い、ポストに入る郵便物の取り出し、そして、買い物袋などを持つ場合は手荷物がある状態で評価するなど、対象者が日常的に行う状況で評価することが重要です。
参考:高木綾一,小池隆二,波野優貴,浅田健吾.リハビリテーション職種の在宅リハビリ・ケ.2020.PP195-196
在宅現場における様々な課題の解決に必要な知識や技術について解説している書籍『リハビリテーション職種の在宅リハビリ・ケア』にてイラストを担当させていただきました。
書籍はイラストを多数用いて解説しているので、視覚的に理解を深めやすい内容となっています。
販売先⇒amazon:https://amzn.to/3LSdtXe
投稿者
福山真樹

イラストスタジオ福之画代表
オリジナルリハビリイラスト制作
メディカルアナトミーイラストレーター
理学療法士



-1-300x225.jpg)