セラピストと利用者の信頼関係は第一印象が大切

医療をイラスト・漫画で分かりやすく伝える!
理学療法士×イラストレーターの福山です。

リハビリテーションを実施していく中で、セラピストが利用者と信頼関係を築くことはとても大切です。
セラピストが利用者と信頼関係を築く上で第一印象が大切であることを、高木綾一先生による著書『リハビリテーション職種のマネジメント』(発行:株式会社シービーアール)にある第2章:臨床編1:第一印象に二度目はない、という項目で述べており、私は書籍の漫画を担当させていただきました。

書籍の漫画では、「セラピストの第一印象が悪く、利用者が他のスタッフに担当を変えて欲しいとお願いする様子」を描かせていただきました。

【第一印象が悪くなってしまう理由】

漫画の中にあるセラピストの第一印象が悪くなってしまった理由を解説していきます。
まずはセラピストの登場シーンから

利用者がベッドでくつろいでいる所へ、突然、カーテンが開きセラピストが登場します。
ベッド周囲、特にカーテンの内側は利用者にとってプライベートな空間です。
そこへ挨拶も無く現れた人物、その上、ゴソゴソと利用者の私物を勝手に物色し始める姿に利用者は驚きを隠せません。

利用者は、突然現れた人物から「リハ室へ行きますよ」と言われるが、聞き慣れない言葉ということもあって状況が呑み込めずにいます。「は?リハビリですよ。俺が担当です。」と乱暴に言われた内容で、利用者は目の前にいる人物がリハビリのスタッフで、しかも、自分の担当であるということをようやく知ることになります。

ボサボサの髪の毛、剃っていない髭、ユニフォームのボタンもとめていない等といった清潔感の無い見た目、そして、配慮に欠けた登場の仕方や言葉遣いに、利用者がセラピストへ抱く印象は良くないものとなってしまいました。しかし、セラピストは利用者がそのようなことを考えているとは気付いていない様子です。
当然、利用者は今後の生活を左右する大事なリハビリテーションを信頼のおけないセラピストに委ねることは出来ず、他のスタッフに担当を変えて欲しいという相談をもちかけます。

ここに登場したセラピストがリハビリテーションに関して高い知識を持ち、利用者にとって有益な情報を話したとしても、第一印象が悪いがために、利用者と信頼関係を築くことはとても難しいです。

【第一印象を良くするポイント】

高木先生は、セラピストが利用者と信頼関係を築く上で『視覚情報・聴覚情報をうまく活用することが第一印象を良くするポイント』であるとし、以下のように述べています。

【第一印象を良くする視覚情報・聴覚情報】
・笑顔で接することで安心して話を聞くことができます
・服装や髪型を整えましょう
・しっかりとした挨拶は親しみやすい状況を作ります
・相手を尊重する表現や敬語を意識しましょう

高木綾一先生によるリハビリテーション職種のマネジメントでは
・人間は第一印象が悪い相手に対してどのような行動をとるのか?
・第一印象は何で決まるのか?
・第一印象を良くするためには?
といった内容が詳しく分かりやすくまとめられています。
リハビリテーションを円滑に進める為にも、ぜひ参考にしてみてください。

高木綾一先生
株式会社WorkShift代表取締役
理学療法士・認定理学療法士(管理・運営)
国家資格キャリアコンサルタント(CDA)など

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